AI vs. 教科書が読めない子どもたち

AI vs. 教科書が読めない子どもたち

読了目安
3時間で読める本
ジャンル
,
ページ数
290
著者
新井 紀子
発売日
2018/2/2
出版社
東洋経済新報社

読了目安は読了時間を保証するものではありません。予めご了承ください。

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、”彼”はMARCHクラスには楽勝で合格していた! これが意味することとはなにか? AIは何を得意とし、何を苦手とするのか? AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。
参考になった 0